まだまだおわコンじゃないんです。
赤緑ヴァラクートで特攻してきました。
結果は4回戦3-1、2位でした。賞品パック2つは呪文づまりのスプライトプロモを2枚と交換してもらいました。そこから《戦争と平和の剣/Sword of War and Peace(NPH)》《外科的摘出/Surgical Extraction(NPH)》が出るという奇跡。まあそれはどうでもいいんです。

まずはデッキレシピから。辟易するほどオーソドックスな形です。

28土地
4《溶鉄の尖峰、ヴァラクート/Valakut, the Molten Pinnacle(ZEN)》
2《進化する未開地/Evolving Wilds(ROE)》
4《広漠なる変幻地/Terramorphic Expanse(M11)》
5森
11山
1《霧深い雨林/Misty Rainforest(ZEN)》
1《怒り狂う山峡/Raging Ravine(WWK)》
特に語ることもないですね。森を6枚に、山を10枚にという土地配分も推奨されてますが、大会に持ち込んでの使用が初めてということで一般的なものにしました。山10はプレイングでカバーするとあり、プレイングミスが響くと思ったのでこれで。

10クリーチャー
1《ムル・ダヤの巫女/Oracle of Mul Daya(ZEN)》
4《原始のタイタン/Primeval Titan(M11)》
4《業火のタイタン/Inferno Titan(M11)》
1《ゼンディカーの報復者/Avenger of Zendikar(WWK)》
《原始のタイタン》は当然4として、剣のアド取りを嫌って(《戦争と平和の剣》を持ってこさせるため)、またビートダウン対策の《業火のタイタン》。《ゼンディカーの報復者》はお試し枠で、別に要らなかったかなという感じです。1ゲームだけ、大活躍しましたが。あと《ムル・ダヤの巫女》もお試しですね。《召喚の罠》との噛み合いですが、別に噛み合いませんでした。これはできれば《野生語りのガラク》に変えたいところであります。賛否両論あるでしょうがここは私は譲れません。ターボランドで使って、強かったので。

22呪文
4《カルニの心臓の探検/Khalni Heart Expedition(ZEN)》
4《探検/Explore(WWK)》
4《砕土/Harrow(ZEN)》
3《耕作/Cultivate(M11)》
4《内にいる獣/Beast Within(NPH)》
3《召喚の罠/Summoning Trap(ZEN)》
 メインを青系コントロール中心に対策し、サイドからビートダウン対策を盛り込む仕組みに。《内にいる獣》も試してみたのですが、破壊効果が役に立った場面と、ビーストが脅威となった場面が半々で、当面は《稲妻》《自然の要求》でいいかなといった感じです。

15サイドボード
3《自然の要求/Nature’s Claim(WWK)》
4《跳ね返りの罠/Ricochet Trap(WWK)》
3《紅蓮地獄/Pyroclasm(M11)》
4《稲妻/Lightning Bolt(M11)》
1《召喚の罠/Summoning Trap(ZEN)》
毎回《自然の要求》を入れていて、これは正直メインでいいかなと思いました。《稲妻》は強かったですが《紅蓮地獄》は入れても腐る場面が多く撃たなかったので、次回使うならはずすかもしれません。

それでは覚えている限りでレポ。
R1 UWBCaw-Blade ××
G1 1マリガンで、山、山、山とセットランドしつつ相手の石鍛冶からビートダウンされる作業。
G2 6マナそろうところで6枚目がヴァラクート。この時点の手札が《原始のタイタン》1枚と《召喚の罠》3枚だったのでここでアンタップインの土地なら全然状況が変わっていた。結果は、《記憶殺し》されたのちジェイス-12を決められて投了。

R2 GWビートダウン ○○
G1 相手石鍛冶スタートも土地が2枚で止まり、《戦隊の鷹》から《復讐蔦》を2枚ナチュラルディスカード。こちらはマナブーストしつつ、なんとか《ゼンディカーの報復者》につなぐ。引き連れた植物トークンは8体。なんだかんだでこちらのライフは7まで削られ、相手の場は《石鍛冶》《鷹》2体《蔦》2体《水蓮のコブラ》と並んでいて、ミスアタックすれば負けかねない場面。フェッチや《耕作》をたくさん引き込んだ甲斐もあって、植物トークンは7/8までに成長して、相手が返しに何もなかったのでそこで投了。
G2 《ヴァラクート》や《原始のタイタン》が《内にいる獣》で除去されつつも、すでに《ヴァラクート》は置いていたのでヴァラクートへの《外科的摘出》もあまり効果なく、相手唯一のクロック《ミラディンの十字軍》をヴァラクートで処理しーの、カルニハートから山サーチしーの、ビーストで6点クロックを刻んで勝ち。

R3 GWRビートダウン ×○○
G1 3ターン目スタートで、相手の場にクリーチャーが並んで《ガラク》が忠誠値4で睨みをきかせて負け。
G2 相手初動《刃砦》で、こちらはマナ加速から《業火のタイタン》。場を整理して、満を持して《原始のタイタン》で相手投了。
G3 相手《石鍛冶》からの《戦争と平和の剣》出しも返し《自然の要求》。《業火のタイタン》を引き込んで、それは《内にいる獣》を撃たれるが次ターンに《原始のタイタン》。

R4 ボロス ○○
G1 相手初動《石鍛冶》も、あまりクロックがない。そのスキにマナブーストして、《原始のタイタン》、《四肢切断》《稲妻》で除去されて次ターン《原始のタイタン》おかわり。
G2 相手1T《ステップのオオヤマネコ》を《稲妻》でさばくという立ち上がり。マナ加速も順調にできて、途中《ゴブリンの先達》も装備スタック《稲妻》。《石鍛冶》に装備されてライフ4まで落ち込むが、そこからは《原始のタイタン》が無双。


という結果でした。なんというか、ヴァラクートはプレイングが難しいというよりも正解の選択肢がほぼ一本化していて、すべての事象をパターン化してプレイする必要があると思いました。例えば《カルニ》《探検》とある手札なら先に《カルニ》を撃つなど基本的なことから、《原始のタイタン》が持ってくるのはヴァラクートか山を1枚ずつなのか2枚なのか、それともフェッチを持ってくるのかといったようなことまで全部セオリーに沿ってプレイすることが重要だと感じました。今のような速い環境だとワンミスで勝負が決まるのでかなりプレイングがタイトなデッキだと思います。
いじりがいもありますが、やはりちょっとメタ的に厳しいかなという感じです。
とにかく2T石鍛冶が厳しくて、対処手段がないと4T目の攻撃からそのまま負けてしまいます。

機会があれば、またもうちょっとヴァラクートの考察をしてみたいと思います。

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