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モダン【Modern】について語ってみる
2011年12月22日 MTG■禁止カード
祖先の幻視/Ancestral Vision
古えの居住地/Ancient Den
苦花/Bitterblossom
猛火の群れ/Blazing Shoal
金属モックス/Chrome Mox
雲上の座/Cloudpost
暗黒の深部/Dark Depths
戦慄の復活/Dread Return
垣間見る自然/Glimpse of Nature
ゴルガリの墓トロール/Golgari Grave-Troll
大焼炉/Great Furnace
緑の太陽の頂点/Green Sun’s Zenith
超起源/Hypergenesis
精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor
精神的つまづき/Mental Misstep
思案/Ponder
定業/Preordain
罰する火/Punishing Fire(2012年1月1日より)
炎の儀式/Rite of Flame
教議会の座席/Seat of the Synod
師範の占い独楽/Sensei’s Divining Top
頭蓋骨絞め/Skullclamp
石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic
弱者の剣/Sword of the Meek
伝承の樹/Tree of Tales
梅澤の十手/Umezawa’s Jitte
溶鉄の尖峰、ヴァラクート/Valakut, the Molten Pinnacle
囁きの大霊堂/Vault of Whispers
野生のナカティル/Wild Nacatl(2012年1月1日より)
今の『モダン』というフォーマットはかなり迷走中だと思います。ただしどこに着地するのか分からないというのではなく、明確なゴールがありつつも、いまだその先が見えないといったところでしょう。そのゴールとは、恐らく「デッキコンセプトを無視したパワーカードの(禁止改定による)排除」です。開発部のコメントとその禁止カードのラインナップからそれが読み取れます。
また、明確に「3ターン以内のキルコンボデッキ排除」も明言されています。その安定性を維持するパーツである《思案》《定業》《炎の儀式》《猛火の群れ》禁止がその答えです。
当時のスタンダードで過去最悪クラスの禁止カード枚数を出した『親和』の核となる各種アーティファクト・ランドと《頭蓋骨絞め》。
初登場からスタンダードTier1を駆け抜けた『青黒フェアリー』の生命線《苦花》。
《風景の変容》との組み合わせが危険な《溶鉄の尖峰、ヴァラクート》。
『親和』から6年振りにスタンダード禁止の告知がされた《石鍛冶の神秘家》《精神を刻む者、ジェイス》。
旧エクステンデッドで猛威を振るった『DDT』の主要パーツ《暗黒の深部》《弱者の剣》。3T《エムラクール》を戦場に出すことすら可能にする《超起源》。
別角度から勝ちに行く瞬殺コンボ『ドレッジ』の《ゴルガリの墓トロール》《戦慄の復活》。
そしてパワーカードとしては、『十手ゲー』と呼ばれる一方的なゲームを演出する《梅澤の十手》と、テンポ損しないドローカード《祖先の幻視》があります。
(《精神的つまづき》に関しては、禁止理由が思い当たりませんでした・・・)
この禁止改定は、ローテーションがないため、いかに一強のデッキを作らず環境を回していくかということに腐心しているように感じます。また、例えば《苦花》解禁だと青黒フェアリー、《石鍛冶》《ジェイス》解禁だとCaw-Bladeといったように、Tier1でありつつ、そのデッキだけ回せていればいいというプレイヤーが出てしまうのを防ぐセカンダリーマーケティング(シングルカード市場など)活性化の目的もありそうです。
ただ、大会毎に禁止改定の告知がなされ、禁止カードが固まりきっていないので、今積極的にプレイしたいフォーマットではありません。
ちなみに予想ですが、緑の入っているデッキだとタッチであってもメインサイド合わせて4枚が主流の《タルモゴイフ》は禁止されることはないと思います。高額レアカードでありシングルショップの生命線で、それ自身はメタゲームを固定させる要素は持ち合わせていないからです。レガシー需要は依然高いので、モダン禁止程度で値が下がることはないと思いますが。
《野性のナカティル》禁止は、『Zoo』のアイデンティティだったこれを禁止にすることで、『Zoo』以外のビートダウンを復権させる目的があったようです。《罰する火》禁止も同様の理由で、タフネス2以下のクリーチャーに生存権を持たせるためですね。ディスアドバンテージにならない1点クロック(本体火力)になるのも問題視されたようです。
祖先の幻視/Ancestral Vision
古えの居住地/Ancient Den
苦花/Bitterblossom
猛火の群れ/Blazing Shoal
金属モックス/Chrome Mox
雲上の座/Cloudpost
暗黒の深部/Dark Depths
戦慄の復活/Dread Return
垣間見る自然/Glimpse of Nature
ゴルガリの墓トロール/Golgari Grave-Troll
大焼炉/Great Furnace
緑の太陽の頂点/Green Sun’s Zenith
超起源/Hypergenesis
精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor
精神的つまづき/Mental Misstep
思案/Ponder
定業/Preordain
罰する火/Punishing Fire(2012年1月1日より)
炎の儀式/Rite of Flame
教議会の座席/Seat of the Synod
師範の占い独楽/Sensei’s Divining Top
頭蓋骨絞め/Skullclamp
石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic
弱者の剣/Sword of the Meek
伝承の樹/Tree of Tales
梅澤の十手/Umezawa’s Jitte
溶鉄の尖峰、ヴァラクート/Valakut, the Molten Pinnacle
囁きの大霊堂/Vault of Whispers
野生のナカティル/Wild Nacatl(2012年1月1日より)
今の『モダン』というフォーマットはかなり迷走中だと思います。ただしどこに着地するのか分からないというのではなく、明確なゴールがありつつも、いまだその先が見えないといったところでしょう。そのゴールとは、恐らく「デッキコンセプトを無視したパワーカードの(禁止改定による)排除」です。開発部のコメントとその禁止カードのラインナップからそれが読み取れます。
また、明確に「3ターン以内のキルコンボデッキ排除」も明言されています。その安定性を維持するパーツである《思案》《定業》《炎の儀式》《猛火の群れ》禁止がその答えです。
当時のスタンダードで過去最悪クラスの禁止カード枚数を出した『親和』の核となる各種アーティファクト・ランドと《頭蓋骨絞め》。
初登場からスタンダードTier1を駆け抜けた『青黒フェアリー』の生命線《苦花》。
《風景の変容》との組み合わせが危険な《溶鉄の尖峰、ヴァラクート》。
『親和』から6年振りにスタンダード禁止の告知がされた《石鍛冶の神秘家》《精神を刻む者、ジェイス》。
旧エクステンデッドで猛威を振るった『DDT』の主要パーツ《暗黒の深部》《弱者の剣》。3T《エムラクール》を戦場に出すことすら可能にする《超起源》。
別角度から勝ちに行く瞬殺コンボ『ドレッジ』の《ゴルガリの墓トロール》《戦慄の復活》。
そしてパワーカードとしては、『十手ゲー』と呼ばれる一方的なゲームを演出する《梅澤の十手》と、テンポ損しないドローカード《祖先の幻視》があります。
(《精神的つまづき》に関しては、禁止理由が思い当たりませんでした・・・)
この禁止改定は、ローテーションがないため、いかに一強のデッキを作らず環境を回していくかということに腐心しているように感じます。また、例えば《苦花》解禁だと青黒フェアリー、《石鍛冶》《ジェイス》解禁だとCaw-Bladeといったように、Tier1でありつつ、そのデッキだけ回せていればいいというプレイヤーが出てしまうのを防ぐセカンダリーマーケティング(シングルカード市場など)活性化の目的もありそうです。
ただ、大会毎に禁止改定の告知がなされ、禁止カードが固まりきっていないので、今積極的にプレイしたいフォーマットではありません。
ちなみに予想ですが、緑の入っているデッキだとタッチであってもメインサイド合わせて4枚が主流の《タルモゴイフ》は禁止されることはないと思います。高額レアカードでありシングルショップの生命線で、それ自身はメタゲームを固定させる要素は持ち合わせていないからです。レガシー需要は依然高いので、モダン禁止程度で値が下がることはないと思いますが。
《野性のナカティル》禁止は、『Zoo』のアイデンティティだったこれを禁止にすることで、『Zoo』以外のビートダウンを復権させる目的があったようです。《罰する火》禁止も同様の理由で、タフネス2以下のクリーチャーに生存権を持たせるためですね。ディスアドバンテージにならない1点クロック(本体火力)になるのも問題視されたようです。
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