2012年3月20日の禁止制限の変更について
2012年3月21日 MTGイニストラード・ブロック構築
《無形の美徳》 禁止
《未練ある魂》 禁止
まあ、妥当なところではあると思う。トークン並べて殴るだけーなデッキが、環境のそこらじゅうに蔓延していて満足に楽しめるわけがない。
―――DKA参入後のISDブロック構築は、トークン生成カードか、トークン強化カードか、エンチャント破壊カードか、それ以外に分けられる。―とある名無し
拾い物だが、これは言い得て妙である。まさに、ISDブロック構築環境を一文であらわしたものといえる。
トークン生成カードとは、《未練ある魂/Lingering Souls(DKA)》を筆頭として《深夜の出没/Midnight Haunting(ISD)》《町民の結集/Gather the Townsfolk(DKA)》など。
トークン強化カードは、《無形の美徳/Intangible Virtue(ISD)》。恐らく強化だけでなく、警戒を持たせたのが悪かったと思われる。ブロッカーが残ることでダメージレースになりにくいので、かなり盤面の優位が固定されてしまうのだ。
エンチャント破壊カードは《天啓の光/Ray of Revelation(DKA)》、これは同型ミラーや、それ以外のアーキタイプでも《無形の美徳》を意識し、メイン4挿しもあるほどである。これはCaw-Blade全盛時の《自然の要求/Nature’s Claim(WWK)》《神への捧げ物/Divine Offering(MBS)》といったアーティファクト破壊メイン投入に通ずるものがある。ウィザーズR&Dは、アーティファクト・エンチャント破壊カードが当然のごとくメインに採用される環境は不健全だと思っているらしい。これ以降も、そのような環境になればそのガンとなるカードは禁止されるだろう。まったく学んでいない。いや、まったく成長しようとしていない。
それ以外のデッキは、多色コントロールで、メインに《血統の切断/Sever the Bloodline(ISD)》《冒涜の行動/Blasphemous Act(ISD)》《死の支配の呪い/Curse of Death’s Hold(ISD)》《天啓の光/Ray of Revelation(DKA)》を限界まで積んだデッキである。トークンデッキの隆盛を受け、他のデッキとの相性差を捨て、何が何でもトークンデッキを打ち倒そうと考えたデッキである。
つまり環境は、完全にトークンデッキに支配されていたのだ。禁止カードを出さず、次のエキスパンションで例えば《硫黄破/Sulfurous Blast(TSP)》《火山の流弾/Volcanic Fallout(CON)》といったメタカードを出すことも考えられたのだろうが、今回は禁止カードを輩出することで一応の解決をみた。しかし、いままでもただでさえプレイヤーが少なく、需要がなかったブロック構築という環境で、さらにプレイ意欲をなくさせるトークン一強の環境、それが打破されたからといって目に見えてプレイヤー人口が増えるのかと問われれば、肯定することはできない。
実のところ今回一番危惧していたのはブロック構築などではなくモダン環境で、もしも構築しているデッキのパーツが禁止となれば本気でモダンは辞めざるを得なかったが杞憂だった。あれだけ禁止を連発していたモダンだが、一応は環境が落ちついたらしい。デッキの構想はできあがっているので実際に組み上げて、回してみたい。MOでも回すかもしれない。
《無形の美徳》 禁止
《未練ある魂》 禁止
まあ、妥当なところではあると思う。トークン並べて殴るだけーなデッキが、環境のそこらじゅうに蔓延していて満足に楽しめるわけがない。
―――DKA参入後のISDブロック構築は、トークン生成カードか、トークン強化カードか、エンチャント破壊カードか、それ以外に分けられる。―とある名無し
拾い物だが、これは言い得て妙である。まさに、ISDブロック構築環境を一文であらわしたものといえる。
トークン生成カードとは、《未練ある魂/Lingering Souls(DKA)》を筆頭として《深夜の出没/Midnight Haunting(ISD)》《町民の結集/Gather the Townsfolk(DKA)》など。
トークン強化カードは、《無形の美徳/Intangible Virtue(ISD)》。恐らく強化だけでなく、警戒を持たせたのが悪かったと思われる。ブロッカーが残ることでダメージレースになりにくいので、かなり盤面の優位が固定されてしまうのだ。
エンチャント破壊カードは《天啓の光/Ray of Revelation(DKA)》、これは同型ミラーや、それ以外のアーキタイプでも《無形の美徳》を意識し、メイン4挿しもあるほどである。これはCaw-Blade全盛時の《自然の要求/Nature’s Claim(WWK)》《神への捧げ物/Divine Offering(MBS)》といったアーティファクト破壊メイン投入に通ずるものがある。ウィザーズR&Dは、アーティファクト・エンチャント破壊カードが当然のごとくメインに採用される環境は不健全だと思っているらしい。これ以降も、そのような環境になればそのガンとなるカードは禁止されるだろう。まったく学んでいない。いや、まったく成長しようとしていない。
それ以外のデッキは、多色コントロールで、メインに《血統の切断/Sever the Bloodline(ISD)》《冒涜の行動/Blasphemous Act(ISD)》《死の支配の呪い/Curse of Death’s Hold(ISD)》《天啓の光/Ray of Revelation(DKA)》を限界まで積んだデッキである。トークンデッキの隆盛を受け、他のデッキとの相性差を捨て、何が何でもトークンデッキを打ち倒そうと考えたデッキである。
つまり環境は、完全にトークンデッキに支配されていたのだ。禁止カードを出さず、次のエキスパンションで例えば《硫黄破/Sulfurous Blast(TSP)》《火山の流弾/Volcanic Fallout(CON)》といったメタカードを出すことも考えられたのだろうが、今回は禁止カードを輩出することで一応の解決をみた。しかし、いままでもただでさえプレイヤーが少なく、需要がなかったブロック構築という環境で、さらにプレイ意欲をなくさせるトークン一強の環境、それが打破されたからといって目に見えてプレイヤー人口が増えるのかと問われれば、肯定することはできない。
実のところ今回一番危惧していたのはブロック構築などではなくモダン環境で、もしも構築しているデッキのパーツが禁止となれば本気でモダンは辞めざるを得なかったが杞憂だった。あれだけ禁止を連発していたモダンだが、一応は環境が落ちついたらしい。デッキの構想はできあがっているので実際に組み上げて、回してみたい。MOでも回すかもしれない。
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