ガチ勢になりたい()プレイヤーのモダン考察。リアルでプレイする機会がほとんどなく、大会をやるとしても非公認となるほどの参加者の少なさ、またリアルプレイヤーの勝利意識の薄さ(※)などからMOで1人調整する日々。誰か調整に付き合ってください!
※それぞれのプレイヤーはもちろん、勝ち負けのあるゲームなので勝ちたいとは思っているのだろうが、
・カードを買うお金がなくパーツが足りない(これはまあ趣味に使える資産事情もあるので仕方ないだろうけど)
・サイド戦よりもメイン戦を多くやりたがる
・各ゲームについて感想戦のような議論はあまり交わさない(だらだらと「ただゲームしてるだけ」)
・ネットなどでの情報収集はあまりしない
まわりではこのような「ゲームを楽しみたい」だけのプレイヤーばかりなので、プレイングスキルが向上するわけがない。かくいう自分もそこまでがっつりやっているわけではなくうまいわけでもないので大口はたたけないけど、練習できる調整チームのようなメンバーがいたらもうちょっとモチベーションを上げてやっていきたいと思っている。過疎地だから仕方ないといわれればそうだけれど・・・過疎地であっても勝てると楽しいから、やっぱり上手くないたいと思ってる。もちろん、勝つためだけに殺伐とした雰囲気にはしたくないので、ゲームが楽しいと思えるようにはしたい。

 前置き?が長くなりましたが本題。現在のモダン環境のメタゲームは多分、こんな感じ。
 もちろんこれは絶対ではなく、個人的見解であることをご理解ください。モダンは自分のデックビルド能力によって、どんなデッキでも活躍できる群雄割拠の環境なのです。勘違いされやすいですがTierは強さの指針を示すものではなく、流行度合いを示したものです。

Tier1
『青白クロックパーミッション』
《戦隊の鷹》が入った『Caw-Blade』を源流とするデッキ。現在ではその枠に《呪文づまりのスプライト》を入れ、AVRから新たに《修復の天使》が加入して、相手の動きを見つつ、相手ターンに動く"後出しジャンケン"の動きがさらにやりやすくなりました。

『親和』
 対策していないデッキを一刀両断にする爆発力と速攻性を備えた超アグロデッキ。『トロン』を筆頭としてギルドランドなどの特殊地形環境であることから、このデッキにはあまり干渉しない《血染めの月》が刺さるデッキが多いです。現モダン最強ビートダウンとの呼び声が高いです。

『ジャンドビート』
 パワーカードをこれでもかと詰め込み、相手に2:1交換を迫るカードの多いビートダウンデッキ。グッドスタッフであるためほとんどメタゲームに左右されない強さは、親和と同じく、現モダンのビートダウン筆頭候補となっています。

『双子ストーム』
 「モダンは双子環境か」と騒がれたくらい、一時『欠片の双子』が爆発的な使用率を誇っていました。現在でもその人気は根強く、干渉手段さえなければ一方的にゲームを決められるコンボデッキの筆頭です。クリーチャーを対策すれば『ストーム』に、墓地を対策すれば『欠片の双子』に変形できるサイドボードも魅力の1つです。

Tier2

『メリーラポッド』
 《シルヴォクののけ者、メリーラ》《臓物の予見者》を並べて、《台所の嫌がらせ屋》で無限ライフ、《残忍なレッドキャップ》で無限ダメージを狙ったデッキ。以前はコンボ特化でジャンドカラーだったのですが、青をタッチし《幻影の像》《エレンドラ谷の大魔導師》を入れた形も増えつつあります。

『トロン』
 『赤緑トロン』は『無色トロン』とも呼ばれ、トロン一色の環境を作り上げ一世を風靡したデッキ。3ターン目に《解放された者、カーン》を唱えることも可能です。《けちな贈り物》で《堀葬の儀式》とフィニッシャーを落として釣り上げる、コントロール色の強い『青白トロン』も存在します。

Other
 最近伸び始めているデッキ。Tier1に殴り込みをかけるか、ローグデッキとしてマイノリティの地位に落ち着くかは未知数。

『グリセルシュート』
 前からあった《裂け目の突破》+《引き裂かれし永劫、エムラクール》コンボに、AVRで《グリセルブランド》を得たことにより、《御霊の復讐》でリアニメイト要素をハイブリッドすることができるようになりました。最強ハンデス《思考囲い》が積めるのも黒の魅力です。


 モダンリーガルのGP横浜も開催されているので、次回記事ではそれも加味した考察を書いてみたいと思います。

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