リミテッドではなく、主にスタンダード構築で使われそうなカードを見ていきたいと思います。まずは白から。

《放逐する僧侶》
 殴れる《悪鬼の狩人/Fiend Hunter(ISD)》。ナイトメア能力が1文にまとまってしまったので、無限コンボはできなくなっています。

《精霊への挑戦/Brave the Elements(ZEN)》
 白限定とはいえ、構築でメイン4枚積みされた実績のあるカード。除去避けにもなり、ブロッカー無視もできる優秀な呪文です。今なら、たとえば《聖トラフトの霊》にプロテクションを付けて攻撃を通すとか。全体に効果があるので、《未練ある魂》などトークン戦略にがっちり噛み合ってます。

《天界のほとばしり》
クリーチャーは対象にとってないので呪禁持ちを除去できたりして、たまに使われるんじゃないかと思う1枚です。

《鬼斬の聖騎士》
 色対策クリーチャーサイクルの1枚。赤や黒の対象にならないといっても、プロテクションと違い《轟く激震/Rolling Temblor(ISD)》など全体火力で落ちます。絆魂が《ヴェクの聖騎士/Paladin en-Vec(10E)》との差別化材料ですね。

《威圧する君主》
 白系のビートで考慮に値するクリーチャー。強請はないですが《盲従/Blind Obedience(GTC)》内蔵です。人間なのでアリストクラッツやブリッツに入るのではないでしょうか。

《平和な心/Pacifism(M13)》
 これからの環境次第ですが、《修復の天使/Restoration Angel(AVR)》が落ちることで《復活の声/Voice of Resurgence(DGM)》など墓地に落としたくないクリーチャー対策として一考されることもあるかもしれません。実際《修復の天使》さえなければ・・・という声はちらほら聞かれます。

《次元の浄化/Planar Cleansing(M13)》
 低速コントロールがプレインズウォーカーも含めてリセットするための呪文。性質上《忘却の輪/Oblivion Ring(M13)》のようなカードが使いづらいのがネックです。ところで《忘却の輪》は落ちてますね・・・。

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