公式サイトに興味深い記事があったので取り上げてみます。
ttp://mtg-jp.com/reading/translated/ld/023312/


『現在の基準から見て「間違い」と定義しているカードをまとめた最大のリストの1つ』
デュアルランド10種全て
《Ancestral Recall》
《動く死体》
《ハルマゲドン》
《ミシュラのアンク》
《天秤》
《Berserk》
《Black Lotus》
《黒の万力》
《青霊破》
《チャネル》
《黒の防御円》
《青の防御円》
《緑の防御円》
《赤の防御円》
《白の防御円》
《Chaos Orb》
《支配魔法》
《変換》
《対抗呪文》
《暗黒の儀式》
《死の掌握》
《Demonic Tutor》
《Fastbond》
《野火》
《憂鬱》
《因果応報》
《生の躍動》
《魔力の櫃》
《精神錯乱》
《Mox Emerald》
《Mox Jet》
《Mox Pearl》
《Mox Ruby》
《Mox Sapphire》
《魔力消沈》
《Regrowth》
《赤霊破》
《Sinkhole》
《Sol Ring》
《剣を鍬に》
《Time Vault》
《Time Walk》
《Timetwister》
《津波》
《Wheel of Fortune》
《冬の宝珠》
《Word of Command》

 要するに「スタンダードリーガルであってはならないカード」ですね。この中にはレガシー禁止カードも多く含まれています。《防御円》だけは特定色には刺さりますが、4色は対処できるもしくはあまり効かないので、色的にぶっ刺さりで対処手段に乏しく再録不可なのは《赤の防御円》くらいだと思いますが。

 トレーディングカードゲームという性質上、常に新しいカードを印刷し環境を循環し続けなければいけないこのゲームにおいて、今でいうレガシーがメジャーなフォーマットとなれば5、6マナ以上のコストのカードは見向きもされなくなると思います。上記はそのためのリストですね。それなら、遊戯王カードゲームやデュエルマスターズのように定期的に禁止・制限カードを発効して環境を動かせばいい話だと思うのですがそれはまた別のお話。

 ただこのリストには不備が・・・《対抗呪文》はあるけど《Mana Drain》はないというのは少し疑問です。リストの1つと冠しているので他にあるのかもしれませんが、明らかな上位互換を載せてないのはおかしいです。また、最強の打ち消し呪文と名高い《Force of Will》がないというのは・・・再録OKという認識でよろしいのでしょうか?
 細かいところでいえば再録禁止指定されてないものの再録する可能性はないであろうカードは腐るほどありますが割愛。

 このリストを眺めていると、どのようなカードがスタンダードにおいてオーバーパワーとなりうるのか、印刷される見込みがないのかというのが垣間見ることができて参考になります。

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