各フォーマットにおける影響

　主にスタンダード、モダンあたりが影響を受けると思われます。レガシーなど現行でも使えるフォーマットでは同型再販ではないのでリーガルに変化がないため現状維持かと。

　そもそもスタンダードはRTRが落ち、まだKTKのスポイラーも出揃っていないので環境がどう変化するかは現時点では分かりません。ただ、開発部はフェッチランドと「基本土地タイプを持つ多色土地」を共存させたくない、といっているのでギルドランドはもちろん《つぶやき林/Murmuring Bosk(MOR)》のような土地の再録も望み薄ではないかと思われます。当然といえば当然ですが《死儀礼のシャーマン》が落ちるのは残念ですね。

　そしてギルドランド、フェッチランドが共存するモダンこそもっともその影響を受けるのではないかと思います。例えば、いままで《霧深い雨林/Misty Rainforest(ZEN)》《沸騰する小湖/Scalding Tarn(ZEN)》などを使っていた『青白コントロール』が問題なく《溢れかえる岸辺》から基本土地を持ってこれるようになるので、《血染めの月》耐性が付き、『ブルームーン』のような特殊地形対策デッキが若干弱体化するのではないかと思います。