1/2は今年初大会、フォーマットはモダンでした。
 前置きからですが、次回、禁止改訂にて何か動きそうなので楽しみですね。個人的にはNo Changesが濃厚だと思うのですがどうでしょう。とりあえずモダン視点ですが、禁止になるであろうカードは、
《宝船の巡航/Treasure Cruise(KTK)》
《時を越えた探索/Dig Through Time(KTK)》
《ジェスカイの隆盛/Jeskai Ascendancy(KTK)》
辺りでしょうか。
 KTKにより齎された探査ドローは、全フォーマットに採用されるほどのカードパワーを誇りました。その影響は、《ヴェールのリリアナ/Liliana of the Veil(ISD)》、各種手札破壊呪文や、相対的に《タルモゴイフ/Tarmogoyf(FUT)》の力を弱めるほどで、ボロスバーンに《宝船》をタッチした『ジェスカイバーン』、軽量ドローと火力満載の『青赤デルバー』などの『赤系』を躍進させ、その結果《闇の腹心/Dark Confidant(RAV)》が数を減らし、『BG系』の勢力が大きく減退しています。ただし同時に『赤系』に有効な《包囲サイ/Siege Rhino(KTK)》が『アブザンミッドレンジ』に採用されるようになったため、白入りの『BG』はまだまだそのトップメタたる勢力を保っています。
 『ジェスカイコンボ』は発売直後の一時期ほどの勢いは失っていますが、新生ストームデッキとしてトップメタの一角にいます。現在はそこまで流行していないので問題ないかもしれませんが、このデッキは「勝利までに時間が掛かりすぎる」という、《第二の日の出/Second Sunrise(MRD)》や《師範の占い独楽/Sensei’s Divining Top(CHK)》が禁止となった理由に抵触している恐れがあります。
 ただし冒頭でも述べたとおり、個人的には影響はそこまでないと思っているのでNo Changesだと思います。また、最新エキスパンションからは早々に禁止は出さないであろうというのが《死儀礼のシャーマン》禁止時期からも見てとれます。

 さて本題。大会の方の簡易レポですが、結果からいうと2-1でした。無理に全勝を狙うよりも、無難に勝ち越しを狙っていった方が精神的に良いと感じました。
 デッキは結局『青黒テゼレット』だったのですが、『黒緑抹消者』に勝ち、『クルーエルコントロール』に負け、『エスパーミッドレンジ』に勝ち、という戦績でした。青いデッキ相手には、うまくカウンターを合わせられるとやはり脆いというのを実感しました。あと《石のような静寂/Stony Silence(ISD)》がキツすぎます。
 しかしとにかく《ボーラスの工作員、テゼレット/Tezzeret, Agent of Bolas(MBS)》のクロックが強すぎるので、このデッキはモダンでもやれると感じているのですが、今まで見なかった『出産の殻』も使われだしたのと、おそらく『クルーズバーン』には勝てないので、デッキの改造は必要そうです。

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