某氏のレシピをもとにして、『青白コントロール』を構築しました。FNMレベルであり、対人メタも多分に入っておりますが3-0できたので地力は本物だと思います。
 対戦結果としては、対グリクシス2-0、対青単トロン2-1、対白黒トークン2-0という結果でした。

デッキリスト
26土地
4平地
4島
4《溢れかえる岸辺》
2《神聖なる泉》
4《秘教の門》
3《天界の列柱》
4《幽霊街》
1《氷河の城砦》

14クリーチャー
3《前兆の壁》
4《台所の嫌がらせ屋》
2《ヴェンディリオン三人衆》
1《エイヴンの思考検閲者》
3《修復の天使》
1《太陽のタイタン》
20呪文
4《流刑への道》
4《呪文嵌め》
2《差し戻し》
2《拘留の宝球》
3《至高の評決》
3《謎めいた命令》
1《思考を築く者、ジェイス》
1《スフィンクスの啓示》

15サイドボード
4《聖トラフトの霊》
2《否認》
1《払拭》
2《石のような静寂》
1《エレンドラ谷の大魔導師》
2《不忠の糸》
1《天界の粛清》
1《呪文滑り》
1《墓掘りの檻》

 このデッキはビートダウン系統のデッキには滅法強く、2T《前兆の壁》3T《台所の嫌がらせ屋》からの《修復の天使》というムーブが非常に強力です。サイドを含めてもカウンターが少なめなのは、コンボデッキの絶対数が減少し、アグロ環境となったためです。モダンというフォーマットはあまり受けに回らず、攻めのカードを叩きつけた方が良い場合が多いです。
 クリーチャーの構成上《ヴェールのリリアナ》に強く、BG系も得意としています。『親和』に対しても、速度負けせず、ボードコントロールできることは僥倖でした。
 苦手なのは低速コントロール全般。ターゲットがビートダウンのため、クリーチャー少なめのコントロールデッキには苦戦を強いられます。カウンターを擁するマナランプデッキ、『青単トロン』は要対策の筆頭でしょう。今回は《台所の嫌がらせ屋》を《聖トラフトの霊》へ取り換えるアグロプランが功を奏しました。このようなデッキ相手には、やはり体勢の整わない序盤から攻めたてるのが一番です。

 モダンというフォーマットは、レガシーや、ややもするとスタンダードとも違って、勝てるデッキがこれというアーキタイプに固定されないので楽しいです。どのようなデッキであっても、作り込みと使い込みによって勝てる可能性は十分にあります。メタもあまり深く考慮せず、自分のやりたいことができる環境だと思います。
 思えば『青白コントロール』は自分がマジックを始めてから本格的に勝ち始めた、思い入れの深いアーキタイプ。当時は《精神を刻む者、ジェイス》が使えたスタンダードであったため今とは別物かもしれませんが、それでもフォーマットを変えて、勝てるデッキとして今このアーキタイプを使えるのは、感慨深いものがあります。
 ちなみに元レシピでフィーチャーされていた《龍王オジュタイ》を使いこなすことは自分には・・・無理でした。

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