モダンフォーマットにおける禁止カードリストとその理由(推測)を羅列。
禁止カードとは「環境に多様性を持たせること」が主旨であり、それを勘違いしてはいけません。
多様性(たようせい)とは、幅広く性質の異なる群が存在すること。
つまり、アーキタイプが様々に存在し結果を残せる環境であることを目指しているのです。1つのアーキタイプでしか勝てない環境(ex.ミラディン期スタンダード『親和』)と、どんなアーキタイプでも構築とプレイング次第で勝てる環境。どっちが楽しいですか?…ということです。
•《ギタクシア派の調査》
今もトップメタの一角を占める『デスシャドウ』系が、相手の動きを完全に把握し、安定して速やかに勝利できる。『ストーム』『感染』なども同様。
•《ゴルガリの墓トロール》
『発掘』が台頭し、使用者が増えすぎ墓地対策が必須となることから。個人的には《秘蔵の縫合体》のようなハードパンチャーがいなければ許されるレベルだと判断している。
•《古えの居住地》
•《教議会の座席》
•《大焼炉》
•《囁きの大霊堂》
•《伝承の樹》
『親和』がビートダウン一強となるため、色マナを生み出すアーティファクト・土地は全て禁止。一定の使用者を残すため、《ダークスティールの城塞》は使用可。
•《出産の殻》
対アグロに絶対的な強さを持ち、ビートダウンデッキを締め出してしまうことから。
•《猛火の群れ》
感染生物をパワー10以上にすることで、『感染』が2、3ターン目に安定して勝利することを後押しする。
•《金属モックス》
少ないコストで1ターン目に加速できてしまうことから、過剰に速度が上がってしまうため。
•《雲上の座》
『クラウドポスト』は『トロン』の比ではないレベルでかなり容易に多量のマナを生み出すことができる。
•《暗黒の深部》
《吸血鬼の呪詛術士》《演劇の舞台》など簡単で早期に、ほぼ一撃死レベルのパワー20飛行破壊不能のクロックをつくりだしてしまう。
•《死儀礼のシャーマン》
1マナ生物としては破格の性能。色が合うならどのデッキにも投入されうるため。逆に、これのために無理に色を合わせることもできるほど。
•《時を越えた探索》
実質2マナ7ドローインスタント。行き過ぎたアドバンテージスペル。
•《戦慄の復活》
モダン制定当初から禁止。おそらく『ドレッジ』パワーレベルの調整。
•《ウギンの目》
一時期『エルドラージ』が大流行し、環境を席巻したため。
•《垣間見る自然》
各種部族デッキが突出するため、モダン制定当初より禁止。
•《緑の太陽の頂点》
シングルシンボルでサーチでき、汎用性がありすぎるため緑のカードでは4枚必須級となるため。
•《超起源》
モダン制定当初より禁止。続唱などで手軽にフィニッシャーを叩きつけるような即死コンボができる。
•《精神的つまづき》
1マナカードの全否定。《瞬唱の魔道士》などが絡むとさらに凶悪。
•《思案》
•《定業》
コンボデッキのパワーレベルを下げるため。
•《罰する火》
アグロデッキの選択肢を狭めてしまうため。具体的には、タフネス2以下のクリーチャーが生存権を失います。
•《炎の儀式》
•《煮えたぎる歌》
『ストーム』コンボの抑制。
•《第二の日の出》
1ターン内に決まるコンボながら勝利までの道筋に時間がかかりすぎる上、その間対戦相手は何もすることがない。
•《師範の占い独楽》
「毎ターン起動に時間がかかりすぎる」との触れ込みだったが、モダン禁止当時はレガシーでは使えたため、単純にモダンにおいて『独楽相殺』はパワーが高すぎるとの判断だったと思われる。
•《欠片の双子》
クリーチャーコンボであり対処が難しいわけでもないので長らく使用できていたが、使用者が固まりすぎて安定の選択肢となり、看過できないと判断されたためか。
•《石鍛冶の神秘家》
単純なカードパワーにおける禁止。軽く、ハンド・アドバンテージを稼ぎ、除去できないと速やかにゲームが決まる。
•《頭蓋骨絞め》
モダン制定当初よりの禁止。軽すぎるアドバンテージエンジン。
•《花盛りの夏》
『アミュレットコンボ』パワーレベルの抑制。
•《宝船の巡航》
ほぼ《時を越えた探索》と同理由か。こちらはシングルシンボルのため、単純に手札を増やすために『赤単タッチ』などのような形でも使われた。
•《梅澤の十手》
あらゆるビートダウンを封殺してしまうため。
こういった考察をしていると、モダンはどのような意思によって構成されているか、次はどのようなカードが禁止されるかといったことがうっすらと浮かんでくるようですね。
禁止カードとは「環境に多様性を持たせること」が主旨であり、それを勘違いしてはいけません。
多様性(たようせい)とは、幅広く性質の異なる群が存在すること。
つまり、アーキタイプが様々に存在し結果を残せる環境であることを目指しているのです。1つのアーキタイプでしか勝てない環境(ex.ミラディン期スタンダード『親和』)と、どんなアーキタイプでも構築とプレイング次第で勝てる環境。どっちが楽しいですか?…ということです。
•《ギタクシア派の調査》
今もトップメタの一角を占める『デスシャドウ』系が、相手の動きを完全に把握し、安定して速やかに勝利できる。『ストーム』『感染』なども同様。
•《ゴルガリの墓トロール》
『発掘』が台頭し、使用者が増えすぎ墓地対策が必須となることから。個人的には《秘蔵の縫合体》のようなハードパンチャーがいなければ許されるレベルだと判断している。
•《古えの居住地》
•《教議会の座席》
•《大焼炉》
•《囁きの大霊堂》
•《伝承の樹》
『親和』がビートダウン一強となるため、色マナを生み出すアーティファクト・土地は全て禁止。一定の使用者を残すため、《ダークスティールの城塞》は使用可。
•《出産の殻》
対アグロに絶対的な強さを持ち、ビートダウンデッキを締め出してしまうことから。
•《猛火の群れ》
感染生物をパワー10以上にすることで、『感染』が2、3ターン目に安定して勝利することを後押しする。
•《金属モックス》
少ないコストで1ターン目に加速できてしまうことから、過剰に速度が上がってしまうため。
•《雲上の座》
『クラウドポスト』は『トロン』の比ではないレベルでかなり容易に多量のマナを生み出すことができる。
•《暗黒の深部》
《吸血鬼の呪詛術士》《演劇の舞台》など簡単で早期に、ほぼ一撃死レベルのパワー20飛行破壊不能のクロックをつくりだしてしまう。
•《死儀礼のシャーマン》
1マナ生物としては破格の性能。色が合うならどのデッキにも投入されうるため。逆に、これのために無理に色を合わせることもできるほど。
•《時を越えた探索》
実質2マナ7ドローインスタント。行き過ぎたアドバンテージスペル。
•《戦慄の復活》
モダン制定当初から禁止。おそらく『ドレッジ』パワーレベルの調整。
•《ウギンの目》
一時期『エルドラージ』が大流行し、環境を席巻したため。
•《垣間見る自然》
各種部族デッキが突出するため、モダン制定当初より禁止。
•《緑の太陽の頂点》
シングルシンボルでサーチでき、汎用性がありすぎるため緑のカードでは4枚必須級となるため。
•《超起源》
モダン制定当初より禁止。続唱などで手軽にフィニッシャーを叩きつけるような即死コンボができる。
•《精神的つまづき》
1マナカードの全否定。《瞬唱の魔道士》などが絡むとさらに凶悪。
•《思案》
•《定業》
コンボデッキのパワーレベルを下げるため。
•《罰する火》
アグロデッキの選択肢を狭めてしまうため。具体的には、タフネス2以下のクリーチャーが生存権を失います。
•《炎の儀式》
•《煮えたぎる歌》
『ストーム』コンボの抑制。
•《第二の日の出》
1ターン内に決まるコンボながら勝利までの道筋に時間がかかりすぎる上、その間対戦相手は何もすることがない。
•《師範の占い独楽》
「毎ターン起動に時間がかかりすぎる」との触れ込みだったが、モダン禁止当時はレガシーでは使えたため、単純にモダンにおいて『独楽相殺』はパワーが高すぎるとの判断だったと思われる。
•《欠片の双子》
クリーチャーコンボであり対処が難しいわけでもないので長らく使用できていたが、使用者が固まりすぎて安定の選択肢となり、看過できないと判断されたためか。
•《石鍛冶の神秘家》
単純なカードパワーにおける禁止。軽く、ハンド・アドバンテージを稼ぎ、除去できないと速やかにゲームが決まる。
•《頭蓋骨絞め》
モダン制定当初よりの禁止。軽すぎるアドバンテージエンジン。
•《花盛りの夏》
『アミュレットコンボ』パワーレベルの抑制。
•《宝船の巡航》
ほぼ《時を越えた探索》と同理由か。こちらはシングルシンボルのため、単純に手札を増やすために『赤単タッチ』などのような形でも使われた。
•《梅澤の十手》
あらゆるビートダウンを封殺してしまうため。
こういった考察をしていると、モダンはどのような意思によって構成されているか、次はどのようなカードが禁止されるかといったことがうっすらと浮かんでくるようですね。
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