フルスポイラーを見渡した限り、特に目を見はったのがこの《虹色の眺望》というカード。基本土地のみフェッチできる土地です。1点支払う代わりにアンタップインできるのが、効果の似ている《進化する未開地》(《広漠なる変幻地》)とは違うところ。これはモダンだけでなく、レガシーなどでも使われる予感がします。

 《虹色の眺望》の利点は、そのまま「基本土地をサーチできる」というところにあります。相手の《血染めの月》《大爆発の魔道士》などをケアできますし、レガシーなら《基本に帰れ》《不毛の大地》も加わります。意外と特殊土地の多い青白コントロールで基本土地中心に並べられますし、グリクシスやジャンドカラーなど3色デッキでも自身で《血染めの月》が使いやすくなります。
 デメリットも「基本土地をサーチすること」なので、あまりシンボルの濃いカードを入れすぎると事故を起こしやすくなることに注意です。

 シングル予約で1枚4000円を下らない高値を付けていますが、現状で4枚揃えても良いだけの価値はあると思います。後々値下がっても、手放さずずっと使い続けるなら損ではありません。

コメント